お客様からよく頂くご質問を掲載しています。
商品選定やメンテナンスの際にご参考ください。
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いぐさ表の値段の違いは何ですか?
4,400円~13,200円のいぐさの表では、
経糸(たていと)の種類と本数、いぐさの草質と一畳に対する使用本数が大きく違います。経糸(たていと)というのは畳表を織るための糸のことです。
いぐさの目ひと山に対して
『綿糸1本』<『綿糸2本』<『綿糸1本+麻糸1本』<『麻糸2本』
の種類があります。(右に行くほど耐久性 大)
麻糸の方が強く、いぐさをたくさん織り込めるため、表の厚みが増し耐久性があがります。いぐさの草質は下級品だと草の短いいぐさを使用したり、変色したものを選別しないので、表の真ん中だけ青かったり、変色いぐさが混ざったりします。
また、いぐさが細いため、切れやすく、ささくれ、毛羽立ちが多く発生します。
上級品になると、いぐさが長く、一本一本が丸くスポンジ状になっているものを選別するので4・5年後の裏返しでもいぐさの色はしっかり残り、さらに数年経つと高級感のある飴色に変わっていきます。一畳に対する使用本数は畳の耐久性に大きく関わってきます。
下級品だと経糸が『綿糸1本』なので、いぐさを多く織り込めず、一畳に対して約4000本。
高級品になると経糸の種類に応じて5000本~8000本ほど使用するので、表の厚みが断然異なります。
よく使うお部屋などは、表の口が開いたり、ささくれたりしやすいので、
この耐久性がとても大切になります。まとめると、価格の差は耐久性と経年劣化による変色に比例します。
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アレルギー、ダニ、汚れが気になります。
いぐさの問題点を解消した和紙の表をお勧めします。
和紙表の特徴は・・・
- ダニ・カビの発生を抑える。
- 日焼けしにくく、美しさが長持ちする。
- 樹脂コーティング加工により撥水性に優れ、飲み物等をこぼしても拭くだけできれいになる。
- いぐさに比べて約3倍の耐久性があり、特に“すれ”に強い。
- カラーバリーエーション・織り方が豊富。
以上の長所があるため、アレルギー体質の方やお子様のいるご家庭、
日焼けの気になる方にお勧めしています。畳の芯材においても、虫の発生しにくい建材床(多種有ります)
竹炭シートなどを併用するとより効果的です。 -
工期や家具の移動について教えてください。
見積時に品物が決まっていれば、表替えは当日仕上がり。
新調(畳の芯も交換)は、2,3日~1週間で仕上がります。
新調の場合はお部屋の荷物・畳をすべて外に出してから採寸します。
表替えは家具等をずらしながら、畳を搬出します。
家具の移動はこちらで行います。
貴重品や壊れやすいものはお客様にお願いしております。店舗等も50帖前後であれば1日で仕上がりますので、営業時間などご相談ください。
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品物を実際に見たいのですが…
無料見積りの際、畳表の見本・縁の見本をお持ちします。品物を手にとってお確かめ下さい。
店舗に直接お見えになるお客様もいらっしゃいます。
駐車場もありますので、お気軽にお問い合わせください。また、現在の畳・襖・障子のお悩みなどを気軽にお聞かせ下さい。
(クッション性を持たせたい、カビに悩まされる、など)
ご予算・住まいかたちに合った商品をご提案します。